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ジャパンマラソンチャンピオンシップ（JMC）シリーズのグレードS（GS）に指定される「第43回大阪国際女子マラソン」が1月28日、ヤンマースタジアム長居を発着点とするコースで開催されました。
今大会はパリ五輪のマラソン女子日本代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ（MGC）ファイナルチャレンジ」の指定大会となっており、パリ五輪代表の残る1枠を狙う有力選手がエントリーし19年ぶりに日本新記録が国内の大阪で出る歴史的な大会となりました。

今回5度目のマラソン挑戦となった小川選手は10月にレガシーハーフで自己ベストを出し順調にレベルアップしていましたが、その後故障や喘息と付き合いながらも今期目標としていた大阪のスタートラインに立つことができました。
足の痛みを最小限にする負荷での練習しかできない状態でしたが大会当日は痛みに不安なく走りきれたこと、最低限自己ベスト更新できたことは小川選手のマラソンへの想いと力だと思います。
上位選手との差はまだ大きく今回の結果も満足できるものではありませんが、継続してベースアップした練習ができれば更なる飛躍を期待できます。今後の小川選手の活躍を応援していただけると嬉しいです
職場の皆様をはじめ多くの方々の応援ありがとうございました。

【小川選手のコメント】
まずは、出場にあたり沢山の応援ありがとうございました。
3年前に出した2時間41分10秒から、2時間39分30秒と目標の2時間37分切りとは行きませんでしたが、2分近くタイムを縮める事が出来ました。
11月の怪我から約2ヶ月と完璧な状態とは行きませんでしたが、今持ってる力を出すことが出来たと思います。
当日は、ハーフ過ぎまでは目標通り走ることが出来ましたが、30km以降は冷たい雨と風に体温を奪われパフォーマンスが落ちてしまいましたが、最後まで諦めずに走りきることが出来ました。沿道から沢山名前を呼んで応援してくれたおかげで、自分らしい走りが出来たと思っています。
今回日本記録を出した前田選手始め、上位選手との力の差はあるため、怪我なく練習を積んで、更に記録を伸ばして1歩でも近づきたいと思います。
これからも成長を見守り、応援してくださると嬉しいです。応援ありがとうございました。