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2024/11/13【第317回日本体育大学長距離競技会10000m】加井虎造魂の走り 闇を切り裂くスズキイエロー!27分台の歓喜! 日本選手権男子10000m参加標準突破!

男子10000m (27分56秒61)

スズキイエローの閃光がフィニッシュラインを駆け抜けた!

控えめですが力強く拳をかかげた加井選手らしさが溢れるゴールとなりました。

16年ぶりのスズキ記録更新とチーム初となる27分台を達成し、

来年の日本選手権(5月予定)の参加標準突破の勲章。

加井選手は2年前に「28分11秒33」を記録してから、28分の壁を破るために幾度と

ないチャレンジを重ねてきました。

 

 今期は9月頃から急激に調子を上げ、10月に東京で行われた「東京レガシーハーフ」では、

62分17秒の自己記録を更新、勢いそのままに、

今回のレースでも積極性と終盤までペースを落とすことない粘りを見せ、自己記録を15秒更新、

3000m、5000m、10000mの3種目で【スズキ記録保持者】となりました。

 

今回の結果は、男子10000mのランキング18位(2024年11月現在)に位置付けられ、

日本選手権10000mのターゲットナンバー30(参加定員)に入っているので、

目標にしていた日本選手権(来年5月開催予定)の切符をほぼ手にしたといえます。

 

 近年、日本の10000mも大きくタイムを伸ばし、日本選手権に出場することが難しくなっていましたが、

その中でマラソンチームのスズキアスリートクラブから出場者が出るこはとても大きな変革となります。

 

さて27分台がいかに速いかイメージしていただくために、なじみのあるものに置き換えてみました!!

・50m走 8.4秒×200回

・1500m走 4分12秒×6.5回

※平均するとこのぐらいのスピードなので、スタート、ゴール付近はさらに速いペースで走ります!

・バイクで言えば、ハヤブサ(最高時速312.29km)

・電車で言えば、はやぶさ、こまち、(最高時速320km)といったところでしょうか。

※どんなコンディション、状況であってもチャレンジし、最後まで諦めずに力を出し切るのが持ち味の加井選手

 

加井虎造選手のコメント

10000mは2年前に自己ベストを更新してから27分台を目標に練習をしてきましたが、

昨年は追い込みすぎて空回りに終わってしまいました。今回の記録まで長い道のりに感じましたが

結果を残せてよかったです。ここで現状に満足せず本当に強い選手になれるよう頑張ります。

応援ありがとうございました。

 

第317回日本体育大学長距離競技会リザルト

※次回の加井虎造選手のレースは12月1日(日)第318回日本体育大学長距離競技会10000mになりますので、

こちらもご注目いただけると幸いです。