2026/04/13【退部選手のお知らせ】マイケル・ギザエ選手(男子マラソン)
男子マラソンチームのマイケル・ギザエ選手が3月末をもちまして退部いたしましたのでご報告いたします。
マイケル選手は福岡第一高校を卒業して2015年4月からスズキチームに加入、約11年間にわたり活動いたしました。

マイケル・ギザエ コメント
(マイケル選手の想い、人柄が伝わるよう、本人作成ほぼ原文のまま掲載いたします)
スズキモーターズ株式会社ならびにスズキアスレチッククラブの皆様に、心より感謝申し上げます。
過去11年間、契約を通じて会社を代表する選手として活動させていただいたことに深く感謝いたします。
会社の皆様のご信任とご支援のおかげで、2021年と2023年の福岡国際マラソン優勝をはじめ、日本内外で数々の成績を収めることができました。
これらの成果は、会社のスタッフやチームメイトの皆様のご指導と励ましなしには成し得なかったものです。
スズキの皆様の競技中のご支援と愛情に感謝いたします。

素晴らしいチームと共に働けたことを誇りに思います。皆様との交流で得た友情と思い出を大切にします。
チームメイトの皆様と共に走り、競い、成長できたことを光栄に思います。

皆様のサポートと励ましは、私のアスリートとしてのパフォーマンスを高め、日本語力や個人の成長にもつながりました。
藤原新コーチをはじめとするコーチ陣に、心より感謝申し上げます。皆様のご指導とご支援が私の成功に大きく貢献しました。
糸尾大賀コーチ(伊藤太賀・元男子コーチ)にも、常に私たちを支えてくださったことに感謝いたします。
スタッフ部門の皆様にも、必要な時にサポートしていただいたことに感謝いたします。皆様の貢献がチームの成功に不可欠でした。

また、在籍中にお世話になった皆様に心より感謝申し上げます。
スズキモーターズ株式会社のために成果を残せたことを誇りに思います。
スズキのロゴを胸に、誇りを持って競技に臨めたことを光栄に思います。
スズキファミリーの一員として活動できたことに感謝申し上げます。
得た経験と記憶を大切にします。

監督コーチより
2015年の入社当初、マイケル選手は決して強い選手ではありませんでした。
一般的に思われているような「最初から速い」イメージのケニア選手とは違い、努力を重ねて強くなったランナーです。
最初のころは、かつてスズキに在籍していたケニアの偉大な先輩「マーティン・マサシ」選手と常に比較されて、周囲から「マサシより全然弱い」「日本人より足が遅いケニア選手」と揶揄された時期もありました。
※マーティン・マサシ・・・2003年~2015年スズキ在籍・北京オリンピック2008/7位、世界陸上3回出場(2005ヘルシンキ5位、2007大阪3位、2011テグ5位)
大会でも力を発揮できず、無理に頑張ろうとして、医務室や病院に運ばれてしまう場面もありました。
それでもめげずにコツコツとトレーニングを重ねることで、2019年頃からはマラソンで徐々に力を発揮できるようになってきました。
コロナ禍でケニアに帰国できず、例年以上に日本選手とともに過ごすことの多かった2021年、ついに福岡国際マラソンでは優勝できるまで成長してくれました(その後2023年も優勝)
一緒に走っていた日本のチームメイトにも「あのマイケルができるなら俺もできる」という気持ちにさせてくれたと強く感じています。
高校から日本に来日して、すっかり日本語も上手くなったマイケル選手、気づけば最年長ランナーとしてチームを牽引してくれていました。
長きにわたり活躍してくれたマイケル選手がいなくなるのは寂しいですが、これから次のステージでも挑戦するマイケル選手を応援したいと思います。
マイケル今までありがとう、また世界のどこかで会えるのを楽しみにしています。