2022/08/23やり投げ・新井涼平が復活の82m99
男子やり投げ 福井ナイトゲームス陸上
今年で4回目の開催となった「アスリート・ナイトゲームズ(福井)」で、新井涼平選手(男子やり投げ)が今季日本ランキングトップとなる「82m99」を投げて優勝しました。
今年入社9年目となる新井選手は、ここ数年は自身が納得するトレーニング強度と練習量を確保することが出来ず、トレーニング方法やリカバリー方法を模索するなかでの競技が続いていましたが、今シーズンは6月の日本選手権で(78m)を投げ、自己記録(86m)には及びませんが、今の自分に合った新たな練習方法を見つけ出し少しずつ手応えを感じ、再スタートとなるシーズンでもありました。
当日は突然の雷雨の影響で1時間遅れでの競技開始となりました。やり投げ競技は、雨、風の影響を受けやすく、槍のグリップが雨で濡れないようにタオルを巻き、ウォーミングアップで1度仕上げられた身体の状態を維持する為にこまめに動くなど競技の再開を待ちました。又、雨で濡れた助走走路で競技をすることも難しく、助走スピードの調整や槍を投げ出す時の最後の足の踏ん張り(ブロック)にも注意しながら競技を進めました。
新井選手は2016年「リオ五輪」で決勝ラウンドに進み11位となり、母国開催となった2021年の東京五輪を目指していましたが、本来の動きを取り戻せずにいました。又、過去には2015年の世界陸上出場を含め、2017、2019年と3大会連続出場を果たしております。来年2023年には「ハンガリー・ブダペスト」で世界陸上が開催される予定です。再び、日本代表選手として世界の舞台へ立つために今後も自身のやり投げ競技のスタイルを極めていきますので、応援よろしくお願いいたします。
【新井選手コメント】
素直に80mを久しぶりに超えることができて嬉しいです。技術的に自分が理想とするイメージにがっつりとはまった感覚はありませんでしたが、投げることが出来ました。久しぶりに観客のお客さんが近く熱量も感じましたし、今年のオレゴン世界陸上に出場した同学年のディーン元気選手(ミズノ)や小椋健司(栃木県スポ協)の影響も大きく、ライバルの存在にも刺激を受けています。今はこれまでの経験と知識で新たな練習方法を見出しながらやり投げ競技を極めていきたいです。これまで応援いただいた家族や会社、スタッフの方々に感謝します。
【新井選手の年度記録】
2014 86m83
2015 84m66
2016 84m54
2017 82m13
2018 82m03
2019 81m93
2020 81m73
2021 70m40
2022 82m99(今大会での記録)
▽試合の模様(陸上Track&Fieldチャンネル)
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